ストロベリークォーツブレスレット(カザフスタン産)

美しい色合いに魅力があり、稀少で高価なためにイミテーションまでたくさん出回っている人気の高いストロベリークォーツですが、入手の難しい水晶となってきました。
過去にはレピドクロサイト入りクォーツとして紹介されていた水晶ですが、カザフスタン産が市場に出始めると、その色合いの美しさ、可愛さから特別にストロベリークォーツという名称で他の産地のものとは区別されて紹介されるようになりました。
カザフスタン産は4,000m以上の高地で産出されておりましたが、２００６年にテロ集団との関係で山を下りなくてはならなくなり、ここで採掘が終了してしまいました。しばらくは採掘者の許に在庫も有りましたが、これも２０１０年で底をついてしまったそうです。以後は加工メーカーの在庫がアクセサリーとして市場に出てきていますが、年々色合いが薄くなってきている現状です。また稀少石として価格も高騰しており、丸玉は特に切り落とす部分の無駄が多いためと、在庫品から美しい内包部分だけを取り出す事が難しくなってきた事で、２０１０年頃より製作されなくなってしまいました。
このために、高騰していることも含めてビーズに限らずアクセサリーやルースなども色合いが似ていればストロベリークォーツとして紹介されるようになり、サンストーンまでストロベリーと一部で紹介されるようになってしまいました。これも依然としてストロベリークォーツが人気の高い稀少石であるが故のことですが・・・・・
赤味を帯びたレピドクロサイトが内包されておればストロベリークォーツと呼ばれる昨今ですが、ゲーサイトの内包されたカザフスタン産のストロベリークォーツも終焉に向かっているのも事実です。

　

カザフスタン、ストロベリークォーツ採掘地風景

今回、奇跡的にもカザフスタン産のブレスレットを見つける事が出来ました。過去のものに比べるとレピドクロサイトの内包量が相当少なくなっており、ほんのわずかのレピドクロサイトしか確認できないビーズが多く含まれたものばかりでしたが、これでも非常に稀少で、製作されたこと自体に驚きを感じました。この中から薄目でも均一に内包されたモノを３本選んで来ての今回のご紹介です。さらにシルバー金具を使用したカザフスタン産のストロベリークォーツブレスレットも同時にご紹介させて頂きます。

※②近年アフリカ産にも鮮やかな色合いのストロベリーが紹介されるようになりました。メーカサイドのランク評価によるＡＡとトップグレードを仕入れてみましたので、掲載の画像をご覧下さい。

※①カザフスタン産のストロベリークォーツは既に丸玉ビーズにする原石が無くなりペンダントやリングに用いられる程度になってきましたが、さざれブレスが今回入手できましたので、丸玉ブレスト一緒に掲載いたしました。

さざれブレスには若干の色むら(濃淡)の見られるものが多く有りましたが、濃い目のきれいなものだけ選んできています。

石言葉・伝承
耐久心とチャレンジ力を持たせて、大きなツキを運んで勝利を得る女神が宿っていると言われており、全てに運気を上げたい人に必要な石といわれております。

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