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トルマリンは結晶を加熱した後の冷える時、また加圧、摩擦を加えると帯電する為に和名では電気石と呼ばれますが、埃や小紙片を引き付ける程度のものです。
また多様な色の変種に富む魅力のある宝石としても知られており、その色は大きく分けるだけでも無色、紫色、青色、緑色、黄色、褐色、赤色、ピンク、黒色などが有り、それぞれが違った石としてとらえられていた為に

無色・・・アクロアイト(無色かそれに近いもの)
藤色からバイオレットブルー・・・シベライト(ウラルで発見されたことからで、ルベライトの別称とされる事もある)
青色・・・インディコライト
ピンク〜赤色・・・ルベライト(バイオレットを帯びる事もあるが、ルビー色が最も良いとされる)
イエローブラウンからダークブラウン・・・ドラバイト(オーストリアのドラバーより)
グリーン・・・ベルデライト(エメラルドグリーンのものが価値が高い)
黒色・・・ショール(宝石としての価値は非常に低い)
ネオンブルー、ネオングリーン・・・パライバトルマリン

と呼ばれ、他にも

二色が混在・・・バイカラー
　　　　　　内側がレッド、外側がグリーンのものを特にウォーターメロントルマリンと呼ぶ
三色以上が混在・・・パーティカラー

などと呼ばれますが、近年では判りやすくカラーを主としたグリーントルマリン、ピンクトルマリン、イエロートルマリンなどと呼ばれることが多くなっています。
ほかにもキャッツの出るものなども存在します。
このように多様なカラーに富むトルマリンは色調が結晶中で一様でなく２色以上や色層になっているものがほとんどの為、宝石としては単色のトルマリンが貴重とされています。

成分的には鉄電気石(Schorl)、苦土電気石(Dravite)、リチア電気石(Elbaite)、リディコート電気石(Liddicoatite)、灰電気石(Uvite)、オーレン電気石(Olenite)、鉄灰電気石(Feruvite)、フォイト電気石(foitite)、ロスマン電気石(Rossmanite)、バーガー電気石(Buergerite)、ポヴォンドラ電気石(Povondraite)、クロム苦土電気石(Chromedravite)、と１３種類にも分けられますが、宝石としてよく利用されているのはリチア電気石(エルバイト)というリチウムを主成分とするトルマリンで、ガラス光沢があり、透明で、多様な色が存在しています。

【和名】電気石（でんきいし）
【硬度】７〜７.５
【産地】ブラジル、スリランカ、マダガスカル、アメリカ、ロシア、インドなど

※トルマリンの透明部分はクラックが影のように黒く写ったり、真っ白に写る事が有りますが、実際には反射して光っている場合がほとんどです。画像ではかなり誇張されて汚れた感じがしますが、実物では逆に綺麗に見えます。

※画像は極力実物に近い状態でお伝えできるように努力しておりますが、わずかな光の加減や角度によって、様々な表情の違いを見せるのが天然石の特徴であるとともに、ご覧頂いているパソコンの環境によって、実際の商品とは色が異なって見えてしまう場合があります。
あらかじめご了承の上、ご購入をお願いいたします。

石言葉・伝承
１０月の誕生石 (ピンクトルマリン)
石言葉は「希望・健康・幸福 」
色によって詳細な意味は違ってきますが、衰弱した精神を強化し、集中力、感受性、理解力を高めると伝えられています。

※パワーストーン、石言葉に関する記述はすべて伝承によるもので、効果、効能を保証するもの
　ではありません。

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　　　　　　　　【履　歴】　　　

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