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美しい色合いに魅力があり、稀少で高価なためにイミテーションまでがたくさん出回っている人気の高いストロベリークォーツですが、中々入手できない水晶です。
ご紹介させて頂いておりますカザフスタン産稀少水晶のストロベリークォーツは4,000m以上の高地で産出され、年々産出量が減少してきております。その為か、部分的にもしくは散々的にインクルージョンされた他国産が高額で販売され始めました。
全体にしっかりと、まさにストロベリーと表現できる色合いの物は、現在のところカザフスタン産のみといっても間違いないでしょう。
インクルージョンもゲーサイト以外に多少面(クラック状)の有るものが含まれておりますが、これが普通で、ゲーサイトのみの物は非常に少なく宝石扱いとなり、価格も数倍になります。宝石と同じで、面(クラック状のインクルージョン)の目立たない方向で使用されていますので、画像でご確認ください。

2009.01 の宝飾ショーにおきましてもほとんどがゲーサイトのインクルージョンの少ない薄い色合いのものばかりが見られ、良質の宝飾用の濃い色合いの原石がなくなっていることが推測できました。
新しいガマが見つかれば別ですが、カザフスタン産としての宝飾用のストロベリークォーツはしばらく出てこないと思われます。今回の掲載分は、採掘者が保存していた最後のルース、研磨品です。

※他国産でゲーサイトが内包されておればストロベリーと呼んでおりますが、シルバールチルをプラチナルチル、オレンジルチルをゴールデンルチルと色を混同して表現するのと似た感じがします。本来ストロベリーと呼ばれている掲載品の色合いと比べてみてください。他国産の赤いゲーサイト入り水晶はかなり昔からあるもの(ハーレクインクォーツ)で、初期にこれをストロベリークォーツと名付けた訳では無いと思われますが。ストロベリークォーツと呼ばれて紹介される原石を調べてみましょー。
見方によれば、若い苺か、熟した苺かの違い？、いろんな角度から調べてみると少し楽しめるかも・・・・。

石言葉・伝承
耐久心とチャレンジ力を持たせて、大きなツキを運んで勝利を得る女神が宿っていると言われており、全てに運気を上げたい人に必要な石といわれております。

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　　　　　　　　【履　歴】　　　　　　

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