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1978年新鉱物として認められたチャロアイトですが、古くからその美しさにより彫刻品などに加工されてきました。
独特の繊維質構造のチャロアイトをうまく磨けば、シルクを思わせる美しく柔らかな絹糸光沢がでてきます。この絹糸光沢も内包の形が様々で、女性ならずとも魅了される模様を描いています。羽毛のような天使の羽と呼ばれるにふさわしい光沢模様があります。

採掘地もロシア(ヤクート・ムルン山脈)に限られ、2008年頃まではキャッツアイ効果の高い美しい紫色に錦糸光沢のある高品質の物が市場でも見られておりましたが、ロシアにも高品質の原石がなくなったと聞くやいなや急激に市場からこうした高品質の物が姿を消してしまいました。
ここに来て、黒い部分のエジリン(錐輝石)、半透明や不透明のマイクロクリン(微斜長石)等が多く含まれる物が大半を占め、かつての猫目の絹糸光沢の素晴らしい物を見ることは少なくなってしまいました。
しかし、まだまだエジリンと織り成す鮮紫色の重厚感のある美しさも見逃せません。
ただ、現地情報に寄れば、既に鉱山が枯渇したと云われており、現在市場に出てくるものは必然的に品質も落ちてきています。
過去にロシアより直輸入していた弊社といたしましても、絹糸光沢の素晴らしい物を市場で見つけられた時には迷わず入手されておく事をおすすめいたします。

色合いによって混入している鉱物を識別できます。
　黒色：エジリン：錐輝石
　茶色；アストロフィライト：星葉石(黄金色に輝く)
　白色〜灰色：マイククロクリン：微斜長石
　淡黄色：ティナクサイト
　黄緑色：フェナサイト
　など等

チャロアイトはヒーリングストーンの中でも３大ヒーリングストーンのひとつとして人気のある天然石ですが、この独特の錦糸光沢を含む紫色の美しさをみればうなずけるのではないでしょうか。
特に数多くあるヒーリングストーンの中でもこの３大ヒーリングストーン（ラリマー、スギライト、チャロアイト）は「癒し」にすぐれたパワーを発揮するといわれています。

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　　　　　　　　【履　歴】　　　

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