ペリドットブレスレット

宝石として鮮やかなオリーブグリーンの色あいと、独特の輝きを持つペリドットは大変人気のある石です。
鉱物名では「オリビン」と呼ばれますが、宝石名ではペリドットという名称となり、マグネシウムとケイ素を主成分とする鉱物で微量にニッケルが含まれています。
このペリドットは溶岩に運ばれて地表に出るため、急激な減圧で石が小さな粒に砕けてしまい、大きな結晶は非常に少なくなってしまいます。しかし、小さくても美しい輝きを放つことから他の天然石と比べて小さくても人気があり好まれる宝石となっています。少し大き目の結晶になると内部クラックがかなり目立って来ますので、クラックの無い大粒の宝石質のペリドットは非常に高価な宝石として扱われております。
このようにペリドットはクラックや内包物を含みやすい宝石で、宝石となる美しい黄緑色は、１２％～１５％ほど含有された鉄分に起因し、鉄分が多いほど緑色が濃くなり、マグネシウムが多く含まれるほど黄色が強く出るといわれています。
ペリドットには、入った光がふたつの違う方向に進む複屈折率が特徴です。
古くは太陽光線の下で見えなくなる事から、昼間には発見されにくい石といわれており、夜間に採掘をしていたといわれています。また、ローマ人は、ペリドットが夜暗くなっても美しいオリーブグリーンをしている事から、「イブニングエメラルド」と呼んでいたそうです
古代エジプトでは「太陽の石」としてファラオの王冠や装飾品に用いられておりました。当時はこのペリドットはトパーズと呼ばれておりました。
そして、隕石の中にも含まれることから、地球の誕生や宇宙の解明のための研究の対象の石になっています。

【和名】橄欖石（かんらんせき）
【硬度】６.５-７
【産地】エジプト、パキスタン、オーストラリア、中国、ブラジル、アメリカ、南アフリカ、ミャンマー、など

画像は極力実物に近い状態でお伝えできるように努力しておりますが、わずかな光の加減や角度によって、様々な表情の違いを見せるのが天然石の特徴であるとともに、ご覧頂いているパソコンの環境によって、実際の商品とは色が異なって見えてしまう場合があります。
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石言葉・伝承
８月の誕生石
7月の真っ赤な太陽が、8月になって黄金の輝きに変わることから1952年に、ペリドットが8月の誕生石に選ばれたそうです。

石言葉は「夫婦愛、夫婦の幸福」「恐怖心の除去・精神の安定」「魔除け効果」「希望と夢の実現」ペリドットは古くは「太陽の宝石」と呼ばれ、魔除け効果があると信じられていた為に、金と一緒に身につけて護符にすると恐怖を取り除き悪霊を追い払う事が出来ると言われておりました。

※パワーストーン、石言葉に関する記述はすべて伝承によるもので、効果、効能を保証するもの
　ではありません。

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