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宝石としてのアイオライトは和名で菫青石(きんせいせき)、別名 Cordierite(コーディエライト)または Dichroite(ダイクロアイト)と呼ばれ、和名に菫青とあるように青みを帯びた菫色の多様な色合いをした結晶をしており、紫青色、濃淡の青色、帯褐青色から見る角度を変えると淡黄色〜無色などにみえます。このような変化を多色性を有すると言い、アイオライトに顕著に現れます。
Dichroite(ダイクロアイト)は、２色性「2つの色を持つ石」として命名され、ていますが、アイオライトとしては間違った名称とされています。またサファイアに似て、一方向からは青・紫色に見え、他方向からは淡黄色〜無色に見えることよりウォーターサファイアと誤った名称で呼ばれたりしています。
モース硬度は７〜７.５あり、光沢をもっている原石は多色性を生かしてカットされ、宝石として利用されています。
主な産地としては、スリランカ、インド、ミヤンマー、ブラジル、マダガスカルがあげられます。

※画像では淡黄色に変彩した時の色合いが濃く出ておりますが、現品ではもう少しやわらかい色合いで違和感のない色です。品質レベルの低いものほど、このような多色性が見られません。また透明板の上で撮影しておりますので、不透明板の上(手の平や紙の上)などで見るよりブルーが現品より薄めに写っております。
※画像は円形に近付けた画像になっておりますが、ビーズの穴径、穴位置、外形などにより、平置きにした場合に綺麗な円形にならない事があります。この現象は小玉ほどより顕著に現れます。
※丸玉に研磨加工されるとき、カット部分の平面が小さく円形の平面で残る場合がありますが、できるだけ取り除くようにしております。稀にこれらが混ざることがありますことを予めご了承ください。

石言葉・伝承
バイキングが航海をする際アイオライトを携え、これを太陽光などにかざして回して見ると色の変わることを利用し、羅針盤の方位を決める事に利用していたとも伝えられることより、迷いを払拭して正しい道へと導く石と言われています。また霊感を高めてより進むべき道が見えて来るとも言われているそうです。

※パワーストーン、石言葉に関する記述はすべて伝承によるもので、効果、効能を保証するもの
　ではありません。

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