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シトリンクォーツは黄水晶（きすいしょう）ともよばれ、発色は紫水晶（アメジスト）と同じ鉄イオンによるもので、産出量は少なく良質のものは宝石として加工されます。
鉄イオンによる紫色と黄色の違いは温度の違いであらわれたもので、アメジストに熱を加えると黄色に変色していく事が知られています。
また、色合いの似ている事よりトパーズの代用品として「シトリン・トパーズ」としても利用されています。
シトリンの色にはパステル系のレモンイエローから褐色掛かったもの、ゴールデンイエロー、マンダリンオレンジ（ミカン色）、マデイラレッド（マデイラワインの色）などがあります。同じ黄色でも緑掛かったように見えるレモンクォーツは硫黄による発色ですので、本来のシトリンとは異なります。
主な産地は、ブラジル、ウルグアイ、マダガスカルなどです。

通常シトリンクォーツは、雲や面に覆われて白濁したものが非常に多く紹介されますが、できるだけインクルージョンの少ない、または濃い目の色合いの美しいシトリンクォーツを選びご紹介させていただくようにしております。
しかし、天然石の世界で良質のものが少ないシトリンクォーツは、色合い、雲や面のインクルージョンの少ない高品質のものがほとんど望めないのも実情です。
色は実物に近づけるようにしておりますが、面などに照明が当たると周りが濃く見えたり、実物以上に目立った状態で見えます。又、照明の影以外に白く光った部分は、レインボーなどの場合があります。
肉眼では感じれない色むらなどが出て、実物とイメージが多少異なる事がありますので、予めご了承下さい。色合いを実物に近づける為、背景を白色にして撮影しております。

※面(クラック)等の内包を伴いますので、表面にその断面の溝の出ている場合が多く見うけられます。これは特に掲載品の品質が悪いと言う事ではなく、一般的に販売されている内包のあるブラジル産シトリンでは全般的に見られることです。あらかじめご了承下さい。

　風水やパワーストーンでは黄色がお金にかかわる内容で、金ルチルと並んでシトリン・黄水晶は金運や仕事運に効果を発揮すると言われ、お守りとして利用される人気のある水晶です。

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