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アクチノライトinクォーツ/ガーネット /アクチノライト/算盤玉型水晶 ロシア/プリモーリエ産(673) 寸法 約 W100x D69x H50(mm) 重量 約 315g 産地:ロシア、プリモーリエ、シニアレーチカ アクチノライト/陽起石(ようきせき)はアクチノ閃石または緑閃石、透緑閃石とも呼ばれる角閃石の一種で、結晶が放射状に集合していることから、ギリシャ語のAKtis(放射光)から名付けられたと言われています?。 成分により灰白色から緑色でマグネシウムを多く含むと灰白色で、鉄を多く含むと緑色が強くなりますが、アクチノライトを内包した水晶は、通常は淡緑色の色合いをしているものがほとんどで、ここまで濃黒色で綺麗な六角柱状結晶のものは世界的にも珍しく、現在では極東ロシアのみで産出されたと言われています。その事よりロシアの鉱物博物館からはロシアプレースの名称で紹介されました。 海外では、ギリシャのセリフォス島で発見される緑色の水晶と同じような形をしている事より、ギリシャ語で「ネギ」を意味するプラソンに由来しているプラーゼクォーツとも紹介されていますが、ロシアでも現在では、このように濃黒色のものは産出されていないようです。 本品は、入荷した中では一番大きなサイズで、わずかにグリーン掛かったような色合いを残している原石です。 母岩にオレンジ茶系の不透明な小結晶のアンドラダイトガーネットの結晶が見られ、その中に層状に細く短いものから太目のサイズのアクチノライトで形成されています。 その母岩の中にアクチノライトinクォーツの小結晶が見られます。 母岩の上部には、真っ黒なアクチノライトinクォーツの結晶群が見られ、その結晶のトップ近辺が半透明的な結晶もあり、アクチノライトの結晶のやや白っぽい部分も含めてわずかにグリーン色を残しているように見えるのかも知れません。と言ってもわずかにくすんだような黒色と言った方が正解かもしれません。 そのアクチノライトinクォーツの結晶群の周りを半透明のアンドラダイトガーネットの結晶が埋めている状態です。 ルーペで見ると良く見えますが、透明感を残した水晶結晶もあり、中にはアクチノライトを内包しているものもあります。 更に、プリモーリエ産で有名なソロバン玉型の黒と白の小さな水晶結晶も付いているのが見られます。 ※モニターの色合い、明暗設定によってはオレンジ茶系色のアンドラダイトガーネットの部分は、現品以上にかなり濃い色合いに見える場合があります。 ※台座等の付属品は特におことわりしない限り全てついておりません。 ※寸法は表題画像の 横幅Wx奥行Dx高さH で表示。 ※画像は時計回りに回転させて撮ったものに各部分や、その拡大画像などを加えて掲載しています。 |
[水晶のトモミネラル] [ロシア産鉱物【2】 ] このページに掲載されている商品をご注文される場合は、「カゴボタン」をクリックしてください。商品が買物カゴに入入ります。 |