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アクチノライトinクォーツ /アンドラダイトガーネット ロシア/プリモーリエ産(672) 寸法 約 W72x D64x H46(mm) 重量 約 142g 産地:ロシア、プリモーリエ、シニアレーチカ アクチノライト/陽起石(ようきせき)はアクチノ閃石または緑閃石、透緑閃石とも呼ばれる角閃石の一種で、結晶が放射状に集合していることから、ギリシャ語のAKtis(放射光)から名付けられたと言われています?。 成分により灰白色から緑色でマグネシウムを多く含むと灰白色で、鉄を多く含むと緑色が強くなりますが、アクチノライトを内包した水晶は、通常は淡緑色の色合いをしているものがほとんどで、ここまで濃黒色で綺麗な六角柱状結晶のものは世界的にも珍しく、現在では極東ロシアのみで産出されたと言われています。その事よりロシアの鉱物博物館からはロシアプレースの名称で紹介されました。 海外では、ギリシャのセリフォス島で発見される緑色の水晶と同じような形をしている事より、ギリシャ語で「ネギ」を意味するプラソンに由来しているプラーゼクォーツとも紹介されていますが、ロシアでも現在では、このように濃黒色のものは産出されていないようです。 本品は、入荷した中ではアクチノライトinクォーツの結晶数が一番多い原石です。真っ黒のアクチノライトinクォーツの結晶がクラスター状で、見事で見応えがあります。 母岩は、鉱物的に14種類あるとされているガーネットの中で、カルシウムと鉄を主成分とした灰鉄柘榴石でオレンジ茶系のアンドラダイトガーネットで埋め尽くされており、その中にもアクチノライトinクォーツの小結晶が結構な数量で見られます。 ※モニターの色合い、明暗設定によってはオレンジ茶系色のアンドラダイトガーネットの部分は、現品以上にかなり濃い色合いに見える場合があります。 ※台座等の付属品は特におことわりしない限り全てついておりません。 ※寸法は表題画像の 横幅Wx奥行Dx高さH で表示。 ※画像は時計回りに回転させて撮ったものに各部分や、その拡大画像などを加えて掲載しています。 |
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