ロシアから産出される鉱物の種類は多く、フローライト、セラフィナイト、チャロアイト、ユーディアルライトなど有名になっている鉱物は、数えればキリの無いほど沢山ありますが、原則的に原石の輸出を禁止している国ですので、加工品は入手できても原石はなかなか入手できないのが現状だといわれております。
しかし、そんな中でも日本と往来の多いロシア沿岸地方からは、ダルネゴネスク産の鉱物が国内に多く持ち込まれていたようです。
従いまして沿海地方の鉱物原石もネットで多く紹介されていますが、容易に運搬できる小型のものがほとんどです。
弊社でご紹介させていただくロシア産鉱物は、鉱石美術館の地質学者を通じて輸入したもので、ウラル地方の鉱物も含まれますが、沿海地方の水晶・鉱物は中央の鉱石美術館に一旦集荷されたものになります。
結果遠回りしておりますが、入手の難しい大き目の原石なども含めてご紹介させていただきます。
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下記の小画像をクリックして現れる大画面の右左に出る矢印><をクリックすれば 前後の画像に移動します。
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商品番号 : [No.520]kyokutou-fluorite
寸法 : 約 W105x D62x H81(mm)
重量 : 約 518g
※台座等の付属品は特におことわりしない限り全てついておりません。
※寸法は 横幅Wx奥行Dx高さH で表示。
※画像は約90度回転させて撮ったものに表裏面、拡大画像などを加えて います。
現品は、ロシア、ダルネゴルスクで産出した18面体のカラーレスフローライトの原石で、珪灰鉄鉱を含んだ中型の原石です。
画像では透明感が出ておりませんが、芯の珪灰鉄鉱を多く含む部分が結晶の中に黒く透ける感じで見えています。
凸凹して凹み部分(画像10枚目)もありますが欠損ではなく、表面に小さ目の結晶が付いており、他の部分も同様に欠損ではない事(ルーペで確認しても割れの痕が見えない)が現品を見ればわかります。
唯一母岩から外した部分ではと思われる部分が、画像12枚目だと思われます。
この形のフローライトは光学フローライト呼ばれ、サイズが有り透明度の高いものは研磨加工されて高品質としてのレンズに使用されていました。
ノヴォシビルスク経由で届いています。
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