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ラピスラズリ(lapis lazuli)のラピス(Lapis)はラテン語の石、ラズリ(lazuli)はペルシア語のラズワルド(lazward)からくる青い色-群青-を意味しており、ラズライト(Lazurite：青金石)にソーダライト(方曹達石)、アウイン(藍方石)、ノゼアン(黝方石：ゆうほうせき)が成分となった鉱物で、パイライト、カルサイトを伴ったものも見られるラズライト(青金石)の宝石名です。
通常は縞や斑点を伴うものが多いのですが、良品質のラピスラズリは斑のない均一色のもので宝飾用に用いられます。良質のラピスラズリはアフガニスタン産に多く、ロシアやチリ産のラピスラズリにはカルサイトなどが含まれて品質としてはあまり良くないとされています。中にはパイライトの含まれているものもありますが、これも均一に適度に配されているものが価値があるとされ、多くなると黒ずむ原因となります。
ラピスラズリの美しい濃紺色は古くからジュエリーとして利用され、顔料のウルトラマリンの原料としても珍重され絵画や化粧品に用いられたといわれています。
似た石としてアズライト、ソーダライトや模造ガラスなどがありますが、ジャスパーの染物などもありますので注意が必要です。

【和名】瑠璃（るり）、青金石(せいきんせき)
【硬度】５〜５．５
【産地】アフガニスタン、ロシア、チリ、ブラジル、アメリカ、イタリアなど

パワーストーンの意味
９月,１２月の誕生石
石言葉は「尊厳・崇高」
ラピスラズリは古代エジプトの王族や神官が使用していたとされ、中国やインドなどでもお守りとして活用されてきた世界で最古のパワーストーンの一つとして知られ、最強の「聖なる石」と言われています。日本では古くから「幸運のお守り石」とされ最高の幸運を呼び寄せる石といわれています。また霊的な意識を増長させるといわれているラピスラズリは、災いを絶つ石とも言われており危険から身を守り成功へと導く力があると言われています。

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