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プリモーリエ産水晶 寸法 約 W42x D37x H79(mm) 重量 約 67g 産地:プリモーリエ、ダリニーゴルスコエ 寸法は 横幅Wx奥行Dx高さH で表示しています。 カルサイトを母岩としたような再結晶をしたクラスターで、トップが凸凹となるほど鉱物の溶解痕で穴が明いています。 結晶の接合部にレインボーがでます。 "АНГЕЛ МОЛЕЛЬНЯ" アンゲル・マレーリニャ『天使の祠』としてご紹介させて頂きました極東ロシア産の単結晶です。 この水晶の特徴は、成長線に沿って筋上に表面が白濁していること、そして『天使の祠』と言われるように、錐面に小さく、そして大きく穴が明いており、空洞につながっていることです。 それぞれが違った形の祠を持ち、透明感があるためにその中までが見えると言う何とも不思議な水晶です。 ロシアの鉱石美術館の地質学者によれば、自ら溶解した痕跡のある水晶で、何かミネラルを含んでいて、それが溶けて空洞を形成したのだろうとの説明でした。しかしトップだけにこの現象が見られるのも不思議なことです。 層状で頭の無い水晶は見た事がありますが、これも自然のなせる業では無いでしょうか。 只見ていてエレスチャルよりもっと水晶の最後の姿的なイメージを受け、いたわりの気持ちを呼び起こしてくれます。 ガラスの部屋と言うより水晶の小さな美しい祠と呼べるでしょう。 中に白濁した小さな粒状のものが残っているものも有りますが、触ると簡単に取れ、綺麗な水晶の鏡面になる物がほとんどです。 見ていて奥深くあると、取り出してみたい気持ちになります。 |
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