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産地；クル渓谷　ヒマチュラ・プラデーシュ州　インド
現在、インド産のヒマラヤ水晶としてよく見かけるピンク色をした、現地でアイスクリスタルと呼ばれる水晶です。
表面が溶けたような状態で、ほとんどが六角柱の外観を失いかけており、錐面に至っては、わずかに残すばかりで、ほとんどなくなっているものばかりでした。
柱面の比較的残っているものから内部を覗くと、意外と透明感があり、雲の内包がところどころに見られます。しかし、ほとんどの表面がすりガラス状で、鉄分と思われるピンク色の濃い物に於いては、さらに不透明感が感じられます。が、ほとんど欠損が見られますので、その間から垣間見たときには透明度のあることがよくわかります。
また底面も、採掘時の切り出した断面の損傷が見られる訳でなく、また再結晶したと言う状態ではない、自然に削られたような、障害を受けてできたのか、溶けたのか、いずれにしましても母岩に付いていたような形跡は見られません。
これらの水晶は、氷河の下から見つかった水晶たちです。
そして、この水晶がもたらしてくれたのは、いままで噂に出ても見つかることのほとんど無かった、▽トライゴーニックが錐面に見られことです。
ほとんど水晶結晶のトップ(および錐面)の無い状態のものが多い中で、比較的錐面の残っている状態が非常に良い物を選んでの在庫分最終の掲載です。
しかし、ほとんどに当り傷があります。天然水晶としてご理解下さい。

※台座等の付属品は特におことわりしない限り全てついておりません。
※今回の取り置きは致しません。全てゆうパックでの発送となります。

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　　　　　　　　【履　歴】　　

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