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チョコレートウィンドウクォーツ 広東省 金龍丘産 671g (49) 寸法 約 W107x D93x H102(mm) 重量 約 671g 産地:中国 広東省 河源市 龍川県 金龍丘産 結晶のトップの浸蝕がほとんど無く内部の透明感が味わえます。柱面は白く石膏を吹き付けたような状態の中で、このトップの透明感が際立ちます。チョコレート色の被りは薄目ですが、結晶のほぼ全数に見られます。ヘマタイトによる干渉は前面の一部と、そこから内部に3p位の長さで溝ができています。底面部分は平面に切り落としたいところですが、木の化石のような鉱物が見られるので残したようにも思えます。今回掲載の中では、価格的にも状態的にも一番お手頃ではと思います。 【拡大画像】 2005年に発見され、その後産出される事の無い稀少な水晶ですが、あまり大きな物は無く小さな結晶がほとんどです。 英文の解説によれば、 Chocolate Window Quartz is a creative name given to this odd variety of Quartz from China originally found in 2005. It came out for a few years, and then disappeared. It is characterized by long milky white coated Quartz covered by a secondary growth that is clear and glassy, and has a natural irradiation that occurred around the edges. This clear secondary face gives a "window" to view inside the Quartz, where the first growth did not. Strange stuff! There were quite a few very attractive clusters and long singles, but the majority of this material has evaporated into the market. となっておりますが、弊社でも過去に(https://tomo-crystal.com/09/china3/index.html)扱ったことが有り、当時はかなり安価で入手できた記憶が有ります。その翌年にミュンヘンのミネラルショーで、この掲載品より小さいものが30万円前後で販売されていて驚いた記憶が有ります。 当時は知識も浅く、鉱物学者に聞いて説明文を書いていました。その説明文が、 非常に珍しい、針鉄鉱(ゲーサイト)を内包した広東省 河源市 龍川県 金龍丘産の水晶です。 鑑別をしてもらった結果です。 最初に結晶した水晶が表面侵食され始めた頃に、この水晶結晶表面に更にゆっくりと時間を掛けて結晶していった結果、後から結晶した部分に透明度が出てきた形が現在の外形です。そこに元の結晶と後から結晶した結晶の隙間に針鉄鉱が侵入して残っているものです。ゲーサイトと言えば、ストロベリークオーツを思い出しますが、このような形、色で水晶中に内包されているものは非常に珍しいとの結果でした。部分的にはエレスチャル的な面を見せていますが、透明の後からの結晶した部分には全て成長線がハッキリ見えます。 天蒼水晶という現地名をもっています。 |
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